ループイフダン のんきかめの設定

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ループイフダンを実際どのように運用するのか。

運用を始める前も後も、他の投資家さんの運用法は気になりますよね。

この記事では過去のものも含め、私の運用設定を紹介していきます。

この記事はで読むことができます。

アイネット証券[アイネットFX]

基本的な考え方

ループイフダンは主にレンジ相場を想定し、細かな利益をコツコツ積み重ねるのに向いた仕組み。

たくさんのお金を一気に稼ぐよりも、メンテナンスや操作の手間、精神的な負担の少なさを重視しています。

毎日数分、数回チェックするだけで口座に入れておいたお金が自分に代わってお小遣いを稼いできてくれる 。

このために通貨ペアごとに数量(一度に幾つ買うか)、最大ポジション(設定した値×数量個まで買う)を組み合わせて運用していくことになります。

現在稼働中のループイフダン設定

  • AUD/NZD(豪ドル/NZドル)B80 数量5 最大ポジション19 必要資金の目安:100万円
    対応変動幅:1500pips:5~10年
  • 合計必要資金の目安=100万円

こちらが現在稼働中のループイフダン、2023年6月末に調整を行いました。平均して毎月1万円ほど稼いできてくれます。

1.00~1.15のレンジで推移する豪ドル/NZドルに合わせた設定です。

必要資金はその通貨ペアの設定で最大ポジション一杯まで持った場合に必要な目安の額。

変動幅はこの設定で見込んでいる通貨の価格変動が過去どのくらいの期間で生じたかの目安です。

合計必要資金は必要となる金額の目安となります。

  • AUD/JPY(豪ドル/円)B80 数量2 最大ポジション26 必要資金の目安:74万円
  • CAD/JPY(加ドル/円)B80 数量2 最大ポジション26 必要資金の目安:76万円
  • CHF/JPY(スイスフラン/円)S80 数量2 最大ポジション26 必要資金の目安:82万円
  • 合計必要資金の目安=約232万円
  • 達成年利約7%

こちらは運用開始初期の2020年下半期~2021年上半期ごろまで活躍した設定です。

必要資金が当時口座に入れていた200万円をオーバーしていますが、当時と記事作成時の必要証拠金の違いが影響しており参考程度です。

豪ドル/円と加ドル/円のレンジ上部への接近と、気軽に運用できるコンセプトに相応しい組み合わせを目指し変更しています。

  • AUD/JPY(豪ドル/円)B80 数量1 最大ポジション13 必要資金の目安:12万円
    予想される変動幅:約1年ぶんに相当
  • CAD/JPY(加ドル/円)B80 数量1 最大ポジション13 必要資金の目安:12万円
    予想される変動幅:約1年ぶんに相当
  • CHF/JPY(スイスフラン/円)S80 数量1 最大ポジション20 必要資金の目安:25万円
    予想される変動幅:約3年ぶんに相当
  • AUD/NZD(豪ドル/NZドル)B80 数量2 最大ポジション13 必要資金の目安:21万円
    予想される変動幅:約3年ぶんに相当
  • AUD/NZD(豪ドル/NZドル)S80 数量2 最大ポジション13 必要資金の目安:─(21万円)
    予想される変動幅:約3年ぶんに相当
  • 合計必要資金の目安=約70(91)万円

2021年上半期~2021年10月上旬までの設定です。

豪ドル/円、NZドル/円を減らし、代わってレンジを形成しやすい豪ドル/NZドルが加わっています。

更に豪ドル/円と加ドル/円が値上がりし想定レンジの天井に近づいたため設定変更を行いました。

  • CHF/JPY(スイスフラン/円)S80 数量1 最大ポジション20 必要資金の目安:25万円
    予想される変動幅:約3年ぶんに相当
  • AUD/NZD(豪ドル/NZドル)B80 数量4 最大ポジション13 必要資金の目安:40万円
    予想される変動幅:約3年ぶんに相当
  • AUD/NZD(豪ドル/NZドル)S80 数量4 最大ポジション13 必要資金の目安:─(40万円)
    予想される変動幅:約3年ぶんに相当
  • 合計必要資金の目安=65(105)万円

こちらは2021年上半期から11月12日までの設定です。

こののち、放置されたスイスフラン/円により損害が発生、豪ドル/NZドルのみの設定に移行しています。

2021年6月末までの運用結果

AUD/JPY(豪ドル/円)BCAD/JPY(加ドル/円)BCHF/JPY(スイスフラン/円)SAUD/NZD(豪ドル/NZドル)BS
55,582円52,114円47,034円628円


6月末の時点で含み損が計88,119円、利益が計155,675円、利益から含み損を差し引いた合計損益は67556円となっています。

総決済利益から年利は約7%。合計損益で見て年利約3.3%となりました。

これは6月末の時点で全ての、その時点では損になるポジションまで決済したとしても3.3%以上の利益が出たということです。

この後の運用実績はこちらの記事で毎週更新しています。

通貨ペアの相関係数

豪ドル/円が値上がりしているときはNZドル/円も値上がりをし、豪ドル/円が値下がりした時はNZドル/円も連動したように値下がりをする。

このような通貨ペアは相関係数が高い、と表現されます。

セントラル短資FXさんの表を見ると一目瞭然です。

これが重要なポイントの一つであり、ロスカットを避け常に一定の利益を出し続けるカギでもあります。

相関係数が高く似た値動きをする通貨ペアだけで運用していると、想定したレンジで値が上下している時は高い効率で利益を上げることが出来ます。

しかしレンジの外へ動き出したり値が停滞しマイナススワップが嵩みだすと利益は出ず、含み損だけが増え続ける事になります。

こうなるとじっと耐え続けるか、運用を一時停止するか、口座に追加の入金を行うか。

あまり精神衛生上よろしくない状況になってしまいます。

そこで、メインとする通貨ペアを想定し、異なる値動きをする通貨ペアをサブとして組み合わせたりします。

すると互い異なるタイミングで約定や決済が行われるため含み損が抑えられ、利益が細かく確実に上がるようになります。

出来れば単一の通貨ペアをドカっと買うのではなく、バランスよくサブと組み合わせて設定したいですね。

まとめ:自分に見合った設定を

  • AUD/NZD(豪ドル/NZドル)B80 数量5 最大ポジション19 必要資金の目安:100万円
    対応変動幅:1500pips:5~10年
  • 合計必要資金の目安=100万円

なるべくメンテナンスフリーを目指したこちらの設定。

しかし、歴代の設定が示しているように完全放置で利益だけを齎す設定はありません。

証券会社さんの提供してくれる資料を参考に、自分の資金と相談しながら、市場に見合った設定をしていきましょう。